Honda認定資格

Honda認定資格とは

プロフェッショナルな社員を育成するために、Hondaが独自に定めている資格です。

• SE（サービスエンジニア）
• HMSE（Honda二輪整備士資格）
• HMSG（最上位サービススタッフ資格）

の3つの資格が存在します。

それぞれの資格には等級があり、一部の資格は、Hondaの自動車大学校の在籍中に取得できます。Hondaのスタッフとしてキャリアを積むことを考えているのであれば、早い段階から取得準備を始めるのが良いでしょう。

Honda認定資格の種類

SE（サービスエンジニア）資格

SE（サービスエンジニア）資格にはSE3級からフロントマネージャーまでの等級があります。プロフェッショナルなサービススタッフとして、優れた整備技術や接客技術、マネージメント能力を身に着けているかを問う資格です。

SE資格の等級別取得要件

• SE3級
  3級自動車整備資格の取得
  入社半年後の研修の受講
  必須6講座の受講
• SE2級
  3級自動車整備資格およびSE3級の取得
  必須5講座の受講
• SE1級
  1級自動車整備資格およびSE2級の取得
  必須5講座の受講
• フロントマネージャー
  SE2級取得
  指定4コース講座の受講
  理解度確認テストの合格
  必要課題の提出

HMSE（Honda二輪整備士資格）

HMSEではプロフェッショナルな二輪車整備スタッフとして、高度な知識や優れた技術力、接客力を持っているかどうかを評価する試験です。4級から1級までの等級があります。取得するためには国家自動車整備士を取得後に必須講義を受講し、試験に合格する必要があります。

HMSG（サービススタッフの最上位資格）

HMSGはサービスエンジニア資格のうち、最上位の等級に相当する資格です。

日本全国に数万人いるHondaのサービススタッフの中でも、このHMSGを取得しているスタッフはわずか一握り。優れた知識・技術・接客力・マネージメントスキルを兼ね備えたスタッフだけが取得できる資格です。

HMSGの取得要件

• SE1級取得
• フロントマネージャ講座受講
• 国家1級整備士取得

Hondaの資格を習得する方法

Hondaの資格の一部はSEの2級・HMSEの3級まではHondaの自動車学校在籍中に取得可能です。

Hondaの自動車学校に在籍していなくても、Hondaに入社した後に研修を受けて試験に合格すると資格を取得できます。研修以外にも、HondaではTOPS（営業スタッフスキルコンテスト）やホンダ四輪サービス技術コンクールといった大会を実施しています。Honda資格の取得を目指すのであれば、こうした大会にも積極的に参加すると良いでしょう。