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自動車整備士の給料は安い!という話をよく聞きますが、実情はどうなのでしょうか?また今後はどのように変化していくことが予想されるでしょうか。ここでは、自動車整備士の給料と今後の展望についてまとめました。
まずは、自動車整備士の給与や年収に関する現状について調べてみました。
「給料が安い」と言われることも多い自動車整備士ですが、最近のトレンドはその逆で、むしろ自動車整備士の給与は年々上昇傾向にあるようです。その理由は、日本自動車整備振興会連合会が発表している「自動車特定整備業実態調査結果概要」の統計にあります。
これを見てみると、2014年度(34万2486人)から2019年度(33万6897人)までの6年間に、自動車整備士の数は5589人減少していることが分かりました。これは自動車整備の現場で人手不足が進み、その分、需要が高まっていることを示しています。
その結果、同じ日本自動車整備振興会連合会による「平成30年度版 自動車整備白書」が示す通り、自動車整備士の平均年収は、2014年度(378万円)から2018年度(391万円)にかけて13万円アップしました。このように、最近の自動車整備士の給与は上昇傾向にあります。
自動車整備士の給与は全体としては上昇傾向にありますが、ディーラーと民間の整備工場では給料に差があります。
例えば、日本自動車整備振興会連合会による「平成30年度版 自動車整備白書」を基に分析してみると、ディーラーで働く整備士と民間の整備工場で働く整備士の給料の差は、年収で100万円以上、月収で7万円程度となっています。もちろん、ディーラーの方が民間の整備工場より、年収でも月収でも給料が高いということです。
よって、給与条件の良い職場で働きたい整備士の方は、ディーラーに就職することを考えてみるのもいいかもしれません。
自動車整備の現場は人手不足が深刻化しており、それに伴って自動車整備士への需要は高まり、給料も上昇傾向にあります。今後も人手不足と整備士への需要が伸びる基調が続けば、給料はさらに上がっていく可能性があるでしょう。
但し、ディーラーと民間の整備工場では給料に差があることや、就職先によって給与条件が異なる場合もあるので、給料の高い職場で働きたい整備士の方は、求人ごとに条件や待遇を確かめてから応募することをおすすめします。
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引用元HP:群馬自動車大学校
https://www.gaus.ac.jp/
※合格率(2019年度)の参照元:群馬自動車大学校
https://www.gaus.ac.jp/faq/#:~:text=%E3%81%BE%E3%81%9F%E4%B8%80%E7%B4%9A%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%E6%95%B4%E5%82%99%E5%A3%AB,%E5%AE%9F%E7%B8%BE%E3%82%92%E6%AE%8B%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
※一級自動車整備士の合格率が90%以上で、かつ就職にも強い第一志望の就職率を開示している4校を紹介します。※情報は2022年7月15日時点