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自動車整備士は、自動車に不具合がないか点検して、故障がある場合は修復工事を担当する仕事で、仕事内容は大きく分けて「点検整備」「特定整備」「板金塗装」の3種類に分けられます。ここでは、それぞれの主な作業内容や、自動車整備士になるための条件をまとめて紹介します。
自動車整備士が顧客から自動車を預かってまず行う作業は、自動車の各部品のコンディション確認です。エンジンやホイールなど自動車の各部品は、走行距離や使用年数によって消耗・劣化します。そのため、自動車の安全性を保証するために24ヶ月点検、通称「車検」を受けることが法律で定められています。この車検で自動車の部品状態を点検するのが、整備士の大きな役割です。
自動車の各部品が安全に走行できる状態にあるかどうかを定期的に整備する他に、車に違法な改造がされていないかを点検し、不具合や違和感があれば修正するのも自動車整備士の仕事です。これも自動車の安全性を担保するうえで非常に重要な作業です。
法定24ヶ月点検(新車購入後のみ36ヶ月後に点検)、通称「車検」が自動車整備士の基本的な仕事であると説明しましたが、実はこの車検は整備士だけできるものではなく、自動車検査員という国家資格の保有者が立ち会う必要があります。自動車検査員は、一休もしくは二級自動車整備士の資格を有し、整備主任者として1年以上の実務経験を持つ者が受験できる国家資格です。
特定整備とは、道路運送車両法で認証制度が定められており、自動車整備の中でも特に高度な技術を必要とする整備です。以前は「分解整備」と呼ばれていたこの作業は、自動車技術の発展に伴って電子制御装置の分解が整備範囲に追加されたことを背景として、2020年4月から「特定整備」へと名称変更されました
特定整備の作業範囲は、原動機、動力伝達機、走行装置、操縦装置、制動装置、緩衝装置、連結装置、電子制御装置の合計8カ所です。整備工場によってはこの特定整備に対応していないケースがあることからも、特定整備がいかに高度な作業なのかがわかります。
それぞれの分解箇所の詳細は下記の通りです
電子制御装置とは、近年めざましい発展を遂げている自動車制御技術のうち、自動運転や衝突被害軽減ブレーキを実現するうえで不可欠な装置です。現代のクルマに求められる安全性を実現するうえで欠かせないこの電子制御装置は、専門的な知識や最新の設備に基づいて点検を行う必要があります。
実際の車検では、電子制御装置のうち自動運行装置やカメラ部分、レーダー部分、またはカメラやレーダーが取り付けられているバンパーやグリル部分を対象として点検・整備を実施します。2020年4月以降、電子制御装置を含む特性整備には水準器や整備用スキャンツールといった道具の使用が義務付けられているため、特定整備を実施している工場や事業所は注意が必要です。
自動車整備業界における板金とは、自動車のドアやバンパーなどに付いた傷やへこみを原状回復するための工事を指します。実際に車を運転していると、砂利などが飛ぶことでボディ表面に小さな傷がついてしまうことは多々あります。車のボディは非常に薄く塗装されているため、些細な衝撃でも傷がつきやすく、放置しておくとサビなどの原因になります。そうならないために必要なのが、板金や塗装と呼ばれる修復作業です。
車の運転中、路肩の障害物に車体をぶつけてへこませてしまった経験をお持ちの方もいるのではないでしょうか。運転中の接触意外にも、持っていたカバンや荷物をぶつけてしまったために車体をへこませてしまう事例は少なくありません。車体がへこんだ箇所は塗料が剥がれ落ちやすくなり、結果的にサビなどの原因となるため、早急な板金修理が必要です。
上述の通り、車体の傷やへこみが原因で塗装が剥がれると、塗装の内部の金属部分が外気や雨に触れやすくなるため、サビの原因となります。加えて、目立った傷やへこみがない場合でも、経年に車体表面の塗装やコーディングは剥がれていきます。板金塗装の現場では、専用ツールを用いてわずかな塗装の剥がれも検知し、修理を施します。
板金修理の大まかな流れとしては、まず傷やへこみのあるパネルを確認し、表面の汚れを落とします。損傷の深さや大きさをよく確認し、やすりを用いて表面を研磨します。磨いて綺麗になった部分に新たな塗料を塗り込み、乾いた塗料の表面をまたやすりで磨きます。十分に平らく磨いたら、下地をブリコンでさらに研磨します。最後に塗装を行い、拭き取りや洗車を行って車体を綺麗に仕上げて終了となります。
車検整備を担当するためには自動車整備士の資格が必須ですが、板金修理は国家資格を持っていなくても担当できます。ただし、車検と同様に板金塗装も高度な技術を必要とするため、自動車整備工場で専門的なコースを履修して「自動車車体整備士」の資格を取得しておくのがおすすめです。
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引用元HP:群馬自動車大学校
https://www.gaus.ac.jp/
※合格率(2019年度)の参照元:群馬自動車大学校
https://www.gaus.ac.jp/faq/#:~:text=%E3%81%BE%E3%81%9F%E4%B8%80%E7%B4%9A%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%E6%95%B4%E5%82%99%E5%A3%AB,%E5%AE%9F%E7%B8%BE%E3%82%92%E6%AE%8B%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
※一級自動車整備士の合格率が90%以上で、かつ就職にも強い第一志望の就職率を開示している4校を紹介します。※情報は2022年7月15日時点