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有機溶剤を使うことによる健康被害防止の指揮・監督を行うために必要な国家資格が「有機溶剤作業主任者」と呼ばれるものです。自動車整備士にも有利になる有機溶剤主任者について、資格の内容や難易度を見ていきましょう。
有機溶剤とは、他の物質を溶かす性質をもった有機化合物の総称です。油や蝋、樹脂などを溶かす際に用いられることが多く、クロロホルムや四塩化炭素など…様々な種類の有機溶剤が存在しています。塗装業やクリーニング業、清掃業など様々な現場で使われており、正しく使用しないと中毒症状その他よって健康を害する危険性があるとされているのです。
危険性を伴うため、有機溶剤を使用する場合は必ず有機溶剤作業主任者が現場の監督・指揮を行わなくてはなりません。このために有機溶剤主任者の有資格者が重宝されているのです。
危険物取扱者の資格もこれに似ていますが、有機溶剤の中で危険物に指定されているものは、有機溶剤作業主任者の資格だけではなく危険物取扱者も合わせて取得する必要があります。
有機溶剤作業主任者の資格を取得するには、「有機溶剤作業主任者技能講習」を受講し、修了試験に合格する必要があります。各地域にある労働基準協会連合会で受講可能で、費用はおよそ10,000~14,000円前後が必要です。
有機溶剤作業主任者の修了試験は、全2日の講習を真面目に受けていれば合格できるような難易度に設定されています。事前に準備や特別な勉強は必要なく、また講習の受講に必要な資格もないため、難易度は特別高くはないと言えるでしょう。
有機溶剤作業主任者の試験日程は、各地域によって異なります。ただしどの地域でも、講習は連続した2日間で行われることが多く、平日に行われることもあります。
4種類の有機溶剤に関する智識の勉強をおよそ12時間にわたって行います。最後に1時間の修了試験を受けたら、2日間にわたる講習は終了です。
有機溶剤が扱われる職種は様々です。クリーニング業や清掃業といったものから、印刷業、工場など…。有機溶剤作業主任者の資格を持っていることで、様々な職種から必要とされるでしょう。合わせて危険物取扱者も取得していると、各種様々な有機溶剤の保管・管理にも携わることができます。
また、自動車整備士が有機溶剤作業主任者を取得することで、板金塗装の現場で役立ちます。油性塗料を扱う際には有機溶剤が使用されるため、有機溶剤作業主任者の有資格者が有利となり、待遇面で優遇されることもあります。
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引用元HP:群馬自動車大学校
https://www.gaus.ac.jp/
※合格率(2019年度)の参照元:群馬自動車大学校
https://www.gaus.ac.jp/faq/#:~:text=%E3%81%BE%E3%81%9F%E4%B8%80%E7%B4%9A%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%E6%95%B4%E5%82%99%E5%A3%AB,%E5%AE%9F%E7%B8%BE%E3%82%92%E6%AE%8B%E3%81%97%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
※一級自動車整備士の合格率が90%以上で、かつ就職にも強い第一志望の就職率を開示している4校を紹介します。※情報は2022年7月15日時点